インビザライン（マウスピース矯正）

患者さん個々にマウスピースを作成し、段階的にマウスピースを取り変えつつ歯並びを治療していくものです。

インビザラインは透明のマウスピースのため、裏側矯正（舌側矯正）同様に治療中はほぼ見えません。

少し光の加減で裏側矯正よりは見えることがあります。

マウスピースであるため着脱が可能です。

そのため衛生面で考えるとブラケットによる矯正治療よりメリットがあるといえます。

ただし、食事、歯磨きを除いてしっかりとつけておく必要があります。

インビザラインは金属を使用した矯正装置ではありませんので、基本的に金属アレルギーがある患者さんでも問題なく使用することが出来ます。

噛み合わせ、歯並びの状態によっては選択できないこともあります。

インビザラインが登場した当初と比べると、かなり幅広く治療出来るようになっています。

しっかりとつけておかないと治療期間が長くなってしまいます。

食事、歯磨き以外の時間は基本的に装着が必要です。

すべてオーダーメイドでマウスピースを作成するため、比較的治療費が高くなります。

インビザラインの治療方法は、

１　患者さんの歯型を特殊な型とり材で型を取ります。

２　その型をアメリカに送り、アメリカで歯型をスキャナーで読み込みます。

３　コンピューター上で、シュミレーションを行い、適切な治療計画を作りコンピュター担当の技師（今の現状では、技師さんは、歯科関係の技師さんというわけではありません）と我々歯科医師と相談してマウスピースを作っていきます（３Dプリンターのようなものでこの装置を作ります）。　

４　このようにして作られたマウスピースが送られてきて、患者さんに装着し治療をスタートします。