噛み合わせチェックポイント

噛み合わせ異常

噛み合わせの異常は成人の方に多く見受けられます。

このページでは、噛み合わせの異常があるのかをご自身でチェックできる項目を載せています。

 

「噛み合わせ」と一言で言っても、なかなかわかりづらいところがありますので、ぜひ鏡の前でチェックしていただければと思います。

噛み合わせ自己診断

以下の項目をチェックして、点数をつけてみましょう。

ほとんどない⇒0点、少しある⇒3点、ある⇒5点と計算して合計点を出します。

横顔チェック

1) 口を大きく開けたとき、人差し指から薬指を並べた3本指をたてにして入りますか?

(日本人の平均開口量は男性で52ミリ、女性で48ミリと言われています)

2) 口を大きく開け閉めた時、顎の痛みや音がありますか?

 下あごと上あごの境に関節円盤と呼ばれる軟骨があります。通常はこの関節円盤に関節(下あご)が乗っていますが、顎関節症の方は、この位置がずれているので、口を大きく開け閉めをすると音が聞こえたり、痛みが生じることがあります

3) 口を大きく開いたときにまっすぐに開きますか?

 左右どちらかに顎がずれていると、お口を開けた時に、顎(下あご)が引っ張られるように、ずれている側に引っ張られていきます。定規などを真ん中正面に当てて、真っすぐ口が開いているかを確認しましょう.

4) 干し肉、スルメ、タコなど硬いものを食べると顎や顔が痛みますか?

5) 自分の歯並びが気になることがありますか?

6) 歯軋りや歯を強く噛み締める癖がありますか?

7) 左右どちらか一方で咬む癖がありますか?


0~6点

咬み合わせには大きな問題がないグループ

7~10点

噛み合わせに問題がある可能性が考えられるので、歯科医師による診査が必要と思われるグループ

11点以上

噛み合わせによる問題があると考えられるので、歯科医師による診査診断が必要であると思われるグループ


点数が高くなっている場合は検査してみることをお勧めしますが、点数が低くても、実際口の開け閉めの際に痛みが生じているようでしたら早い段階で歯科医院での検査をしたほうが良いかもしれません。

 

また歯並びに関しては、【不正咬合の種類】を確認してみてください。どういった不都合が起きるのか、長い目で見たリスクを考えることも大切な視点になります。