かみ合わせの問題があるときには、まず我々の常識として、かみ合わせを治すことが必要になります。
そして歯並びの問題があれば、その上で歯ならびの治療をしていきます。
方法は、少し複雑になるのですが、大きく分けると
1 かみ合わせの治療
2 安定してきたら、その位置でのかみ合わせを再構築します。
3 その上で矯正治療を行います。
矯正治療単独であれば、それだけの治療をすればいいのですが、かみ合わせが介入していると、ここでひと手間ふた手間治療が増えます。
しかし、この様な事をしていかないと、ただ単純に治した時とはまってく異なります。
そのような状態で治していいという方であれば良いのですが、以下はある患者さんの検査時のデータです。
これだけ症状がある方は、きちんとかみ合わせ治療をしないといけません。
うちでもこのように悪い方は初めてです。
【初診時】
この時点で非常に悪いことがわかりました
【検査時】
検査をしてさらに悪いことがわかりました。