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今の状態からの設計(アライナー社のファースト設計)

先にも書きましたが、アライナー社から最初に送られてくるモデルケース(すべてが悪くはないのですが)は、素人とか、矯正をしたことがない人はそれで行うケースが増えてきます。しかし、その様なケースに従ってもうまくいかないのです。きちんと矯正をしたことが必要なのです。その上で矯正をしていくのがベターです。それからアライナー社は治療に関してはノータッチです。すべて先生に任せるという姿勢です。さすがアメリカという感じですね。設計通りに材料や物を作りますが最終的な治療責任はドクターにあるという姿勢です。これでは、いかにこの治療が利益が出るとはいえ、素人のにわか矯正医にはできなのが事実です。

 

このインビザラインというシステムは、矯正をしっかりとしてその技術をアライナーで再現できる知識を持たないといけない高度な方法なのです。

 ですから、あまりにも安売りしている所では信頼おけません。矯正ワイヤーの知識と経験がこのアライナーシステムを有効に活用できますし、途中無理なようであれば、ワイヤーに変えることもできなければいけません。そのためのチェックなのです。インビザラインの矯正(アライナー)といえど矯正治療なのです。銀座などで行われる特級の治療ではないのですし。そこまで患者さんは望んでいないと思います。

 

矯正治療は通常の一般治療の一部なのです。

 そして、歯を抜くという設計がまかり通るのです。これではいけません。

ですから当院では、相談⇒検査⇒説明⇒行動という事を実践しています。そして、皆さんは先に費用ばかり気にしますが、その前に一度お口の状態を拝見しないと何とも言えないのです。ですから、まずは相談という形で来てほしいのです。

 

医療は、何も情報がない状態では診断も何もできないのです。

もしそれで予算などを言えると歯科医師がいれば、それは利益主義なのだと私は思います。

患者さんの気持ちもわかりますが、まずは相談にいらしてください。それが最初の一歩です。さらに、歯ブラシも大事です。矯正中に虫歯や歯周病になることは、本来ダメなのですが、いくら注意喚起をしても患者さんのがやってくれなければいけません。

 

星川あなん歯科医院では、そのような書類をとることはしていません。患者さんと当院との信頼関係の中で行っているからです。当然のことを当然にすることが大事なのです。

矯正をするから歯ブラシをしないという事は通りません。当たり前に歯ブラシをするべきです。

それがいいか悪いかわかりません。しかし、日本ではまだまだそういう社会ではないのです。

 矯正をする人は当然のことながら、キチンとした歯ブラシをすべきなのです。そうしなければ虫歯になりますし、歯周病にもなります。そういう状態になって、一番損をするのは〘あなた〙なのです。矯正をすることで一番良い思いをするのも〘あなた〙ですし、悪いことが起こるのも〘あなた〙です。

 ですから当院では歯ブラシの事をうるさく言うのです。

 

相談や希望など何かわからないことがありましたら、なんでも当院までご連絡ください。

お名前をきちんと書いてください。

 anantakahiro@gmail.com