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子供のうちからしっかりとコミュニケーションを取る治療を

星川あなん歯科医院では、小さいころから、患者さんとお付き合いしています。親御さんもです。

 

矯正治療が必要だからとお子さんと一緒に突然、矯正治療の相談にこられます。確かにそのようなお子さんは、当然のように歯並びが悪いのです。しかし、歯医者さんに慣れていません。そうすると、矯正の検査や診査が出来ないのです。

 

星川あなん歯科医院からのお願いとしては、小さいころから、お子さんを連れて、歯科医院の門をたたいてください。何もなくてもいいのです。検診だけでも。小さなお子さんにとって、初めての歯科としての異空間で、治療など出来る事はまれです。そして治療開始が1年も2年も延びることになるのです(要は矯正治療をする絶好の機会を逃すのです)。お子さんを説得して治療をするのはいけません。本人が納得して、治療を受けることが大事なのです。もし、前者の場合、後で困る事になります。お子さんが、トラウマを持ち、歯医者の治療を拒否する事になります。(私も昔、苦い経験があります)ですから、お子さんの歯ブラシや検診などで来ていただき、当院に慣れることで1年もすればお子さんと当院は友達になっています。

  

星川あなん歯科医院では、患者(子供の)さんの意志を尊重して治療に当たります。それは、お子さんの保護者の意見ではありません。お子さん自身の意志によって治療を行います。時間が掛かっても、そのような手順をとります。

 たとえ、歯茎が腫れていても、日常生活に支障がなければ治療はしません。

 

お子さんは日々、成長しています。その成長の過程で、治療が出来るときが来ます。それまで待つ事が大事なのです。親御さんの意向はわかりますが、お子さんが望まないんのであれば、治療にはあまり介入しません。(但し、特に痛みがあって緊急と判断されるときには別です。)

 

話は戻りますが、しっかりとコミュニケーションを取っているお子さんは、何をするかを事前に話しておけば治療に入る事ができますので、スムーズです。そして、必要な時に一般歯科や矯正治療などの介入ができるのです。

 

この時期に矯正治療による介入をすると、歯を抜かないで治療する事もできる可能性が増しますし、次の矯正治療がいらなくなる事もありますが、それは、その子の経過や親御さんの協力状況を見てからの判断です。費用などは、検査後に最高いくら位というアナウンスはします。星川あなん歯科医院では、以下のように表現しています。

 

Ⅰ期治療、Ⅱ期治療とは簡単に言うと、Ⅰ期治療は、お子さんの歯が乳歯と永久歯が混ざった状態のときの治療で、Ⅱ期治療は、全ての歯が永久歯になったときの治療の事です。

Ⅰ期治療で終わる方もいますし、Ⅱ期治療に入る方もいます。そして、Ⅰ期治療がうまくいくと(大人になった時に困らない顎の大きさの状態が次の治療に優位に働きます)、Ⅱ期治療が楽になります。そしてⅡ期治療時期も早く終わる事が多いです。全ての方というわけではないのですが。

 

矯正治療を開始する時期は、小さいころからお付き合いして、お子さんとの信頼関係が大事と考えています。そして、6歳から9歳くらい(小1~小4)の時期に提案する事が多いです。

 

前にも書いたように、お子さんが星川あなん歯科医院に慣れてから治療に当たるほうが、お子さんが協力してくれるのが事実です。

 星川あなん歯科医院では、そのようにして治療に当たっています。

 

基本的に、星川あなん歯科医院では、本来の医療をしたいと考えいます。そうすると、この様な形で、治療をしていくことが一番だと考えています。

 

(2018年5月9日 投稿記事を更新しました)