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大人の歯ブラシ指導

大人の歯ブラシは、子供の時の方法とは全く異なります。この事はどこでも教えてはくれません。自費治療で定期検査をしているところか歯周病を専門にしているところが予防を専門にしているところしか教えてくれません。予防をすれば、歯を失う確率が格段に少なくなるにです。

 実際に当院で指導した患者さんはこのようなことは教わったことはない人々でした。(すべての人に初めてといわれました)。

我々は歯を残す努力をしているのにです。矯正では、歯ブラシ指導はあまりしません。ですが、矯正ほど歯ブラシ指導は必要ではないかと思います。

 

さて本題に戻りましょう。大人の歯ブラシのやり方ですが、すべての歯が永久歯になり、萌出してから3年以上たっているので歯の完成度はマックスまで行っていますので、これからは歯周病に対応する歯ブラシのやり方が大事です。

 まずは染め出しをしてから、歯の汚れ具合を見てもらいます。それから歯茎を中心とした磨き方を指導します。実際には、ライト付きの明るい鏡を持ってもらって、歯ブラシに水をつけてタオルを持ってリビングに行きます(要はリラックスできて暖かいところあるいは涼しいところです)。そのような状態で歯ブラシをします。

 

 歯ブラシの仕方は、前歯は歯と歯の中点に線を引いて、それに直角になるように歯ブラシを当てます。そこで小さく小さく30回ほど歯ブラシを動かします。

 小さい奥歯は(犬歯・小臼歯1・小臼歯2)、2つに分けます。それで歯ブラシをそれぞれに当てます。これも30回です。最後に奥歯ですこの歯は一番大きな歯なので3つに分けます。それぞれの歯茎部分を30回当てます。この方法が基本です。

 自分だけでするには、コツがいりますので、指導を受けてください。ここでは表現できないところもありますので。

 

 この方法で上下左右、表と裏側を行うので、最初は時間がかかります。本気で歯ブラシをするなら最低でも1時間はかかると思います。そのうえで歯の噛む面を磨きます。ここはいつでも磨けるので一応この順番で行ってもらっています。

このようにするのが歯ブラシです。

 

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