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歯ブラシ指導

 星川あなん歯科医院では、患者さんに歯ブラシの指導を実施しています。本来のやり方を適切に指導し、それから個人に合わせて指導をしています。

 

 実際には、まずはフロス(糸ようじとも言いますが)を全体の歯の間に入れて歯の側面を磨くようにこすります。そのうえで歯の面を2つかあるいは3つに分けて歯を磨きます。表の面と裏の面をです。

時間的には、1時間くらいかかる処置ですが、そのような歯ブラシは週に1回はしてほしいです。

用意するものは、タオル、と水を付けた歯ブラシ、かなり明るい明かりのある小さな手鏡(これには当院で販売しているLED付鏡が有効です;今までのどんなライトつく手鏡よりも明るく、お口の中が見えます;実際試してみました。その結果です。)です。

皆さんは洗面台の鏡を多く使われていますが、これでは歯の細かいところは見えず、視野に他のものが映るので、歯ブラシに意識が集中しません。これでは磨けません。

 基本的に歯磨き粉はいりません。歯をしっかりと磨くのですから、歯磨き粉は邪魔になります。

 

 また、食事の仕方にも気を付けなければいけないと思います。子供の場合は特に食事とおやつの与え方に気を付けないとすぐに虫歯になります。子供は食事だけでは十分に栄養を取ることができません。ですから間食となるおやつなどを与える必要があります。ですが、このときの注意は、おやつの主体がケーキなどであれば飲み物はお茶などにすることです。もし飲み物がジュース類なら、メインはおかきなどにすることお勧めします。ジュースは砂糖の塊で、病気の原因になりますので飲まないことをお勧めします。

大人の方は、コンビニ食を控えたほうがいいです。1日中、コンビニだけでは、様々な食品添加物を食べることになります。それが将来15年から20年すると、がんなどの有害物質が育つことになります。そういう習慣を避けることをお勧めします。

 

 歯ブラシをするのは現代の食事をすることの害です。しかし、ほかの食事は現代ではありません。火の入った肉や魚、木の実などは昔々はありませんでした。そのような食事はありませんでした。ですから虫歯にになる確率も少なかったのです。

様々な研究がすでに本など出ています。(コリンキャンベルとかチャイナスタディーなどの本がそれです)

これらの本を読めば、様々な研究データが手に入ります。興味のある方は読んでみるといいと思います。

 

これらを総合して、歯ブラシをしっかりしないといけないのです。

 

また、蛇足ですが、うちの歯ブラシ関連製品は一番良いものをセレクトしました。お金に関係なく、あらゆるものを試して、さらには患者さんにも試してもらい選択したものばかりです。いくつもの商品を試して、捨てたものも多々あります。