矯正治療の使いかた(星川あなん歯科医院編)

 星川あなん歯科医院での矯正治療を、患者さんのかみ合わせを治すための手段の一つとして矯正治療を使っています。歯の状態が悪く、通常の治療では歯を残すことができない方が多いので、そのための特殊な矯正治療を考察し、実施しています。

 

 矯正治療と通常の治療を組み合わせる事で一昔前には不可能と考えられていた治療が可能になりました。矯正治療とは審美や歯並びだけがモテハヤサレテいましたが、根本的には通常の治療の一部として、星川あなん歯科医院では行っています。

 

 そもそも矯正の祖と言われるアングルという方がヨーロッパにいました。この方は基本的には補綴医療を専門にしていた先生ですが、アメリカに移りアングルソサイティーを作った先生です。多分そのような有名な先生も補綴のみの治療に限界を感じていたのではないでしょうか。

 

 この様に一つの治療法だけではできないことも、矯正治療やほかの技術を使うことにより治療の幅が広がります。ですから、歯科医師は幅広い見識で見ることで、さまざまな治療ができるようになります。この事が患者さんの役に立てることは、素晴らしいことです。

 

 今、時代は人生100年の時代です。大きな病気もなく、健康で生きるためには、身体も大事ですが、歯が健康なことが一番です。食事をするのも、しゃべるのも、会話をするのも、すべて歯が一番なのです。動物は歯がなくなれば死ぬのです。

 本当の意味で老後を豊かなQOLを送りたいなら、歯が丈夫であることが大事です。

 

 今、日本の矯正界は、昔の利権争いなどでまともでなくなっています。そして医学としての誇りさえも無くなろうとしています。

 

 話は戻りますが、星川あなん歯科医院では基本的に歯は抜きません。時々必要になることもありますが、基本的には抜きません。我々一般医は、虫歯が深くてもかなり状態が悪くても、可能な限り歯を残そうとします。根だけになってもです。そんな時に矯正医は簡単に歯を抜きます。なぜなのでしょうか?私はいつも疑問に感じています。

また、矯正の世界では抜歯論争にも決着がついていません。それなのに抜くという選択を容易にするのは如何なものでしょう。

 

 我々は医療として矯正治療を捉える事をしないといけないと思います。歯を簡単に抜くという発想はよくないと考えています。

 また、矯正治療だけで、どんな歯でも治そうとする傾向が矯正医にはあります。いいのでしょうか? 矯正の知識だけで治せないのであれば、他の手段、補綴治療などをかませれば良いと考えますが如何でしょう。