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抜歯時や根の治療時の痛み

抜歯時の痛みや根管治療における痛みの話をよく耳にします。しかし、星川あなん歯科医院ではここ10年聞いたことがありません。

 

それは何故か?星川あなん歯科医院では、患者さんが初めて来院したら、まず顔を見ます。それから、その方の身振り、手振り、動作や目の感じなども確認し、問診などを行います。この方法は、内科の先生に教わったものですが、その方の体調を内科的にみる方法なのです。その上で、お口の中を拝見し、今後の治療方針を立てていきます。これらの結果を踏まえて、歯ブラシができていない人は歯ブラシの指導を行い、根の治療が必要なら根の治療などを行います。

 

どうしても初対面の方の治療は、緊張します。患者さんは歯のことで来院しているのですが、多くの場合、身体の状態が悪くなっている事が原因で弱い場所である歯に症状が出て来ているのです。そのようなときに無理せず、痛みをとる処置をして、安静を図り、体調を整えるように指導し、食生活の改善を指導します。歯の痛みが出るということは、全身の管理が適切にできていないことを意味していて、免疫系のバランスが崩れていることが大多数です。ですから、星川あなん歯科医院では、免疫系の改善をまず図るようにしています。これができないと、抜歯後の痛みや根の治療後の痛みが出るのです。

 

また、星川あなん歯科医院では、治療をする時期も考慮しています。お盆の時期や長期休暇の重なる時期にはまず抜歯や抜髄治療などの処置は考えません。それは、何かあった時に対応できないからです。ですから星川あなん歯科医院では、長期の休みや研修でいないときには、まず抜歯や抜髄治療などはしません。そこで無理して治療をすることは可能ですが、その様なときに限って痛みが出ることが多くなるのです。また、抜歯された方の精神的な不安が痛みを誘発することさえあるのです。逆にいつでも治療ができる体制が整っていれば、このような不安が起こることは少ないはずです。銀歯の型取りにしても同じです。ですから星川あなん歯科医院では、その様な時期に痛みが出るような治療をすることは基本的にはしません。

 

 

今の時代、予定があってここまでに終わりにしてくれという方も多いのですが、実際にはこの様な痛みを招く危険があるのです。その期限が1か月だと特にできないことが多く無理してまで治療をする事になります。このような状態にならないように星川あなん歯科医院では、定期的な検査などにより患者さんお状況を把握、管理しています。

 

そして、定期的に来院していれば、その方の状態(仕事やお口の状態)がある程度わかっています。そして、星川あなん歯科医院との関係ができてくれば、いろいろな意味でお互いにとって有益です。

 

 

星川あなん歯科医院では、このように考えて患者さんの治療を行っているので、抜歯後の痛みや根管治療後の痛みがほとんどないのです。