医師の病院に行くと、まず検査から始まりますよね。それと同じことが歯科でもあるのです。特にかみ合わせや矯正治療などが必要な方の場合は重要です。
医師での検査の歯科版です。皆さんは検査がタダと思っている方も多いのですが、それは違います。検査とは、今、個々の患者さんの中で起こっている問題を調べて個々の治療方針を検討することが必要になります。そのために必要な検査なのです。
治療を単純に十羽ひとからげ的に出来ればいいのですが、患者さんはすべて個々のお口に別々の問題があります。同じような傾向で分けることは可能でしょうが、個々の患者さんの問題は全く同じということはありません。そして、患者さんの個々お口の状態を評価するためには必要なことだと星川あなん歯科医院では考えています。
治療後は、メンテナンス期に移行します。
よい医療を受けられても、管理をしなければ、長持ちしません。長持ちさせるためにも管理が必要です。特にインプラントも同じです。
あなん歯科医院での検査ステップ
咬合・矯正検査内容(虫歯検査などほかの問題の検査も含む)
1 パノラマ(閉口位)
⇒顎の位置のチェックや大まかな虫歯や歯周病のチェック
2 14F
⇒細かい虫歯や歯内療法の必要性などのチェック
3 スライド(口腔内の写真など)
⇒お口と顔の写真
4 模型診断(上下各2)
⇒かみ合わせ検査に使用。上顎の歯の空間的な位置の評価
5 Face Bow(咬合器検査)
⇒かみ合わせ検査に使用。上顎の歯の空間的な位置の採得
6 Chck-Bite(咬合器検査)
⇒上顎の歯列に対する下顎の相対的位置の決定に使う
7 筋触診
⇒かみ合わせがずれていると、周囲の筋肉の変化があります。症状の変化の改善のために使う。
8 Perio-check
⇒必要に応じて
9 ブラックスチェッカー(上下各2枚・歯ぎしり診断)
⇒必要に応じて
10 API検査
⇒顎のズレの検査
他必要な検査