患者さんの状態によって、治療方法は変わります。
矯正まで含めた全体的な治療法を考えるのか、部分的に考えるのかで異なります。
基本的にはスプリントというマウスピースのようなものをオーダーメイドで作成し、本来あるべき顎位へと導きます。
これの答えはありません。それは、各歯科医師ごとに、対応が違うからです。
ただ、スプリントによる治療は、患者さん個々の筋肉を自由に動ける状態にし、本来あるべき顎位へと自分の身体がもっていく治療です。
患者さん個々の歯型を取り、顎位を確認します。
現状の噛み合わせの問題は、診断時にもある程度把握し、実際の模型を使い正確に判断していきます。
スプリント(マウスピース)を作成し、1,2週間ごとに触診して確認していきます。スプリントは顎位の動きに合わせて咬合面に盛ったり削ったりして微調整します。
2,3か月~半年で大抵は正しい顎位になってきます。
横浜あなん歯科医院での噛み合わせ治療においては「あいうべ体操」という舌、口輪筋トレーニングも推奨しています。
顎と舌の筋肉は噛み合わせ、歯並びに大きく影響しているためです。
日々の習慣で創られた噛み合わせに対して、正しく治療した顎関節、歯並びを維持するためにもとても有効な方法となります。
次の4つの動作を順にくり返します。声は出さなくてもかまいません。
①「あー」と口を大きく開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を強く前に突き出す
④「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
①~④を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続ける
この体操は、真剣に行うとかなり疲れます。慣れるまでは、2~3度に分けたほうが続けやすいでしょう。入浴時にやるのがおすすめです。また、「あいうべ体操」は、しゃべるときより口をしっかり、大きく動かす必要がありますが、無理は禁物です。
とくに顎関節症の人やあごを開けると痛む場合は、回数をへらすか、「いー」「うー」のみをくり返してください。この「いー」「うー」体操は、関節に負担がかからないため、何回行ってもけっこうです。
「ベー」がうまくできない人は、大きめのあめ玉をなめて、舌を運動させましょう。舌運動と甘味の刺激で、脳も活性化します。
「口呼吸がもたらす最大の弊害は、咽頭リンパ組織の乱れや鼻粘膜などの萎縮、口腔内雑菌の繁殖によって引き起こされる免疫異常です。
私は「リウマチの患者さんは口臭が強い。しかも炎症がひどくなるほど強くなる」という発見から、口呼吸の健康被害に注目しました。口呼吸によって口腔内に雑菌が繁殖しやすくなると、当然、口臭も強くなる。それと同時に、免疫系の働きも大きく阻害されるので、炎症も悪化していくと考えられます。
口呼吸の改善は、あらゆる病気の原因治療につながります。そのため、「あいうべ体操」をしっかり継続している人は、自然に鼻で呼吸ができるようになり、症状もおもしろいように改善していきます。」
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皆さんに何を書いてほしいかのアンケートを実施します。なんでも聞きたいことを書いてください。時間はかかりますが。こんなこと聞いてとか考えなくていいです。なんでも聞いてください。
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歯並びを綺麗にするだけでなく、永く安定した噛み合わせを手にし、永く健康でいられるよう、日々診療にあたっています。
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