別件ですが、患者さんから美味しいミカンをもらいました。ありがとうございます。
さて本題に入りますが、星川あなん歯科医院の現在の立ち位置は、最近駆け込み歯科のようになってきています。他の先生の所へ行かれていた患者さんが、最近、何故か私の所へ来るようになりました。
来院された患者さんの話を聞いてみると、前の先生の所で治療を受けていたのだが、不審に思い星川あなん歯科医院を受診される方が増えました。そして星川あなん歯科医院で検査や診査診断を行い、治療にあたる方が増えています。基本的には、元いた先生のところへ行かれてよく相談されることをお勧めしていますが、無理なようであれば、星川あなん歯科医院で拝見しています。
そういう患者さんの特徴は、前にいた先生とよくお話をされないということです。
患者さん自身の治療ですので、しっかりと話をすることは大事だと星川あなん歯科医院では考えます。しかし、きちんと理解しないといけないので患者さんも歯科のことを勉強されないと私の所では対応できません。
ただわからないからただ聞くだけではダメです。自分で考えるようにもして下さい。そして、きちんと人間としての約束事を守れる人でないといけません。
時間を守る、遅刻をしない、などの本当に基本的なことを守ることが大事です。私は何も自費治療だけを勧めているのではありません。若いときはお金もありませんから、保険治療もいいと思います。しかし、人間としての約束事を守ることが大事なのです。
そして、大きな治療をするには確実な検査や診査診断が必ず必要になると星川あなん歯科医院では考えています。この事は大事です。歯医者といえど人間です。全てのことができるわけではありません。しかしその上でできる限りの情報を収集して、情報を分析し、診断を下し、できうる限りの治療をしていきます。そして、一つ一つの治療を、時間をかけて丁寧に治療をしていきます。そして患者さんもしっかりと聞いてくれます。
その様に考えて一人一人の治療をするのです。
しかし、この様な治療はどうしても費用が高くなります。それだけ一人の患者さんにしっかりと時間をかけることが大事なのです。企業を見てください。治療を安く治療を行うことは、術者やひいては技工士さんや衛生士を育てる事は出来ないのです。歯科の材料や道具は必ずメンテナンスやコストがかさみます。安い治療はそれなりなの治療なのです。そして、時間というコストは何にもまして高いのです。そして、技術は一朝一夕には出来ないのです。
星川あなん歯科医院での方針はできるだけよい医療を心がけています。しかし、1企業として存続できないのであれば、これらの技術は無駄になります。できれば昔のようによい時代に戻りたいものです。
一例ですが、私のところでは、カリバが1本3万円と消費税します。これに驚く方がいますが、（この方の場合は特殊な治療ですが） なにも驚くことはないのです。それだけの情報と保険ではできないような情報（これは経験などの経験や技術が入っているのです）が入っているからです。だから安易にしているように見えるのです。）
これは星川あなん歯科医院では技術の安売りはしません。技術には、それだけの年数と努力が刻まれているのです。さらには、その人に合わせたものが入っています。そのようなことができるのも大変な事なのです。
その辺をご理解いただければ。それほど高いものではないと思います。しかし保険ベースで単純に考えれば高いでしょう。自費ベースや東京で行えばもっと高くなるのです。何でもかんでも保険ベースで考えていては人生80年時代は生きられません。
コストはかかりますが、それは適正なコストなのです。星川あなん歯科医院ではそのように考えています。
大体、高額の治療をするのに説明もないのはイレギュラーでしょう。患者さんとお話をして、相互理解を深めて、どこまでできるかをなどの話し合いが必要です。それすらしない先生方が増えているように思います。いいのですか？歯医者お任せ治療で？
私は嫌です。それぞれのできるところを話して、さらにお互いに納得のいったところでの条件を探しましょう。
そして、本当の治療をするためには、お口の治療に対する金額は高額になることが多いです。当院では3から500万、600万となることもザラです。でもその金額は高いのでしょうか？皆さんは、車を買いますよね。これは基本的に6年程度で交換です。これらのローンなどに比べてお口の治療には年数がかかりますし、管理も重要です。しかし、車よりも長く持ちます。これはすごく良い投資なのではありませんか？物としてのお金か健康に対するお金かをよく考えてください。そして、投資する価値はどちらが有効か見返りはなども考えてください。
人間は自分で考え、トライして経験したことしかできませんが、でもその積み重ねが経験なのです。そして次には出来るようになります。最近では、そのように努力する先生は、少なくなってきたようです。それがいいのか悪いのかは私には解りませんが？
