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歯ブラシケアーの7つの効用

 ここでは、しっかりとした歯ブラシケアーでの7つの効用を紹介したいと思います。

 

1 脳が活性化して、やる気や記憶力がアップする

 

お口は大脳の支配領域のうち、1/3以上を占めています。正しい歯ブラシケアーで口の中を刺激したり温存したり歯を使ってよく噛むことで、脳の血流量が増えます。また、脳の血流量が増えるので、脳が活性化して、やる気や記憶力がアップします。

 

2 認知症や全身疾患を予防し健康寿命をのばす。

 

正しい歯ブラシケアーで歯周病細菌が減少し、認知症、誤嚥性肺炎、糖尿病、動脈硬化(脳梗塞、心筋梗塞など)をはじめとする全身疾患の予防になります。

    ⇒ ばい菌が減り、歯茎も健康になることで、体内にばい菌が入りにくくなるからです。

 

3 生涯医療費が大幅に安くなる

 

歯を多く残して歯周病を予防することで、全身疾患のリスクが減ります。そのため長い目で見ると、生涯医療費が安くなります。(全身疾患などの医療費が抑えられことによります)

 

4 口臭が抑えられる

 

口臭の原因の80%は、歯周病です。残りの20%は内臓系の問題です。

歯ブラシケアーで改善できます。

 

5 いくつになっても好きな料理が食べられる

好きな料理を食べれることは、人生、大きな喜びです。そして、人生が豊かになりますし、好きなものをたくさん食べることが必然的に咬む回数が増えて脳が活性化します(脳血流量が増える)。

 

6 寝たきりを予防できる

 

スウェーデンでの文献では、中等度度以上の歯周病があると、大腿骨頸部や骨折のリスクが2.1倍となるといいます。正しい歯ブラシケアーで歯が多く残っていると倒れそうになった時に奥歯をかみしめるまで踏ん張りが効き、転倒しにくくなるそうです。

 

7 孤独に陥らない

 

歯を失うと人前で口を開けることが嫌になったり、入れ歯が合わずに言葉が不明瞭になったりすることで人とのコミュニケーションを避けて孤独なる人もいます。

 

 

 これらの効用を利用するためには、ただ歯を磨くだけではだめです。正しいポイントを押さえた歯ブラシケアーを行うことで、歯を守ることが大切なのです。

星川あなん歯科医院では正しい歯ブラシの仕方をお伝えしています。かみ合わせ、歯並び、患者さんごとのお口の状態を考慮した歯ブラシのやり方をお伝えしています。本来の歯磨きのやり方を習得して生涯健康を維持しましょう。