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検査の大切さ

星川あなん歯科医院では、常に検査を行います。模型検査、咬合器検査、写真検査、レントゲン検査などいろいろな種類の検査があり、それらの情報をもとに、総合的な診断治療計画を立てています。そのために多くの資料を収集し、患者さんには驚かれます。一つ一つの資料を評価して総合的に判断を下します。患者さんはレントゲンだけを撮れば、診断できると思われる方もいるのですが、実際には違います。虫歯のみの治療であれば、診断はできますが、根の治療やかみ合わせ治療などは判断できません。そして一つだけの資料からでは、病気の一面のみを示すだけで、総合的な診断には適しません。また、患者さんの言葉だけで判断することもできません。患者さんの言葉は主訴ですが、原因は他のところにあることも多々あります。

 

普通の医師の病院では、必ず何らかの検査を行っています。この考え方が歯科でもあるのです。患者さんはあまり知らないようですが、我々も検査をしないと何もわからないのです。虫歯だけなら簡単な検査でいいのですが、他の治療も合わせるとこれだけでは資料が足りません。ですから、星川あなん歯科医院では、数多くの検査方法や診療の仕方を学び、適する検査を行っています。その上で総合的に判断して、患者さんにお話をしています。ですので、資料採取の時間が1から2時間掛かりその資料を調整するためにはその倍以上の時間が裏では掛かります。

 

全てのことを完璧にはできませんが、患者の資料がなくては判断ができません。そのための検査なのです。そのような検査をすることで、次に大きな治療をする確率が少なくなりメンテナンスで過ごす時期が長くなり、患者さんにとってのメリットとなります。

 

 

この様に、歯医者の検査なんてと思っている方も多くいらっしゃるでしょう。しかし、今までお付き合いもなく、新規で来られた患者さんの事は全く何もわからない状態なのです。そういう意味でも、重要な事なのです。

 

今までとは違うという方もいますが、治療の技術も随分変わりました。また、矯正治療の原因も究明されつつあります。そのような時代になってきたのです。患者さんにもしっかりと検査の大切さをご説明していく必要があると星川あなん歯科医院では、考えます。

 

検査は、多面的に見る事で初めて、現在の病態が見えてきます。患者さんは、1つの問題と思っても実際には、複雑で多面的な問題の事が多々あります。そのために、十二分な検査を星川あなん歯科医院では行っています。