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小児の歯科治療について1

歯の治療時期と子供の成長

皆さん、子供の歯科治療デビューは、いつごろからがいいと思いますか?基本的には何歳でもいいのですが、日本では一般的に、1歳6か月検診が終わったところです。ちなみに、医療先進国のスゥエーデンでは、生後6か月からだそうです。

 

子供の治療は、基本的に、歯医者という特殊な環境に慣れさせることから始まります。そして、食事(間食などを含む)指導、歯ブラシの使い方、仕上げ磨きの仕方などから始めていきます。子どもは大人とは違い、全ての歯科治療や雰囲気が全くの初めてです。それぞれの子供に合わせて少しずつ慣らしながら親御さんにもそのような指導を通じて歯科の教育をしていきます。星川あなん歯科医院では、この様な指導を通じて、子供の虫歯ゼロを目指しています。

 

では、実際にどのような事を考え、治療(というより、教育です)をしていくのかを解説していきたいと思います。

子供の治療で大切なこと

子供の治療で一番大切なことは、

 

1 子供が歯科医院の特殊な環境に慣れること

 

2 歯科医院の道具や回転機器に慣れること

 

3 歯科医院を遊び場にさせること

 

4 そして歯医者と遊びを通じて仲良くなること

 

この様に、子供の治療は、本当の治療ではなく、遊びの一環として考えて治療にあたります。親御さんには、とても時間が掛かって大変ですが、子供にとっては、大切な時間なのです。子どものことを本当に考え、将来むし歯ゼロを実現するには、必要な対応だと星川あなん歯科医院では、考えています。

早い段階から歯科医院のなれる価値

子育ては大変でしょうが、今頑張ることで、将来の治療が減る(要は、子供が痛い治療をしなくても良いという事です。)のです。あるいはむし歯ゼロに出来るのです。当然将来の経済的、時間的ロスが少なくなります。これは子供にとって将来、大きなメリットになります。一番初めの歯の予防に関する教育をしっかりと行うことができれば、将来への負担が減ります。

 

そのためにも、歯医者を有効に活用してください。そして、星川あなん歯科医院では、土日も診療をしているのです。痛みを伴った急患だけを治療するのが目的ではありません。今の時代に合わせた、治療日の設定なのです。昔は、会社を途中で抜けて歯医者へ行けていた時代でしたが今は違います。そのための土日の診療なのです。