· 

虫歯治療の実態

1年前の治療????

 

この症例は、患者さんの言葉によりますと、1年前に銀歯と白い歯の治療をされたとの事でしたが、最近少ししみるとの事で、再治療を依頼された症例です。

 

この患者さんは、1年前、妊婦で麻酔はされずに治療をしたとの事でした。

 

そして、中を開けてみたら、かなりの虫歯の取り残しがあり、神経まで近い状態でした。 妊婦さんの麻酔は、特に問題が起こる可能性は低く、この症例の場合、確実に麻酔をする事が大事だと星川あなん歯科医院は考えています。さらに言えば、当院で、妊婦さんで麻酔治療をしても全く問題はありませんでした。

 

1年前に、虫歯治療と称してかなりの虫歯(青い矢印)を残しています。麻酔をしないからしっかりと治療が出来なかったのでしょう。そして部分的にだけ虫歯を取り、1年して症状が出てきたのだと考えられます。 文章は苦手なので、うまく書けませんが・・・ そして、ダイダイの矢印の歯、大きいと思いませんか?白い歯に必要な量を削らずに、薄皮1枚削っただけだったのです。そのような歯が土台になると、技巧士さんは、白いかぶせ物の歯の強度を考え大きく作らざる得ないのです。

 

黒いところは、虫歯があるところです。

 

ここで、同業者の批判はしたくありません。ですが、最新治療にばかり目にとらわれないで、本当の基本治療をしっかりと見直していただきたいと思っています。