お子さんの治療には、親御さんの協力が要ります。それは、歯科治療に少しずつ慣れさせてあげる必要があるからで、慣れさせるためには時間が掛かります。ゆっくりと、じっくりと取り組む必要があるのです。
星川あなん歯科医院では、１歳６ヶ月検診後くらいを目途にして治療に介入します。（予防先進国スェーデンでは、６ヶ月ころです）その前に、６ヶ月ごろから、お風呂でのガーゼ磨きなどのやり方などは先に指導はしておきます。
お子さんの治療は、基本的に時間が掛かるのです。親御さんの協力をいただいて、少しずつ、慣れさせていきます。最初はお母さんと一緒に座ってもらい、ラッコスタイルで寝かせて、歯ブラシをします。
多分、最初は何も出来ないと思いますが、それで良いのです。何回か行う事で、だんだんと歯ブラシが出来るようになります。家でも同じように磨いてあげてください。子供は日々成長（精神的にも身体的にも）します。親御さんもお子さんに付き合ってください。少しの時間でいいのです。全ては練習ですので、いつでもどこでも練習をしてください。
但し注意事項があります。お子さんと一緒に座って、歯ブラシをさせてください。そして、仕上げ磨きをお子さんを寝かせて仕上げてください。歯ブラシはお母さんの仕上げ用とお子さん用とは分けてください。お子さん用の歯ブラシは、お子さんが歯ブラシを咬む事が多々あるので、使い分けてください。
お子さんにもよりますが、２歳半から３歳くらいには、落ち着いて歯ブラシができるようになります。そうしたら、お子さんを褒めてあげてください。それが、親御さんとの信頼関係を築く事になりますし、星川あなん歯科医院でも出来るようになっていきます。そして、お子さんと私との信頼関係が出来てきます。そうすれば、きちんと話をする事で、本人も理解できるようなり、治療も出来るようになります。
また、間食も大事です。飴のようなお口に長く居座るものは極力避けてください。お口の中が常に酸性になり、虫歯を作る原因になります。間食は子供にとって必要です。ですから、間食の採り方には注意してください。ケーキを食べるのであれば、ジュースではなく、お茶や水をおねがいします。
ジュースは極力避けてください。これには、スプーン２０杯くらいの砂糖が入っています。これでは、虫歯になってしまいます。炭酸飲料も同じです。
歯は、通常の状態では、虫歯に簡単に掛かる事はありません。唾液もあるので、ある程度は、流されるのです。しかし、ジュースやケーキなどが歯に残っていると、とたんに虫歯の温床になります。注意してください。そして、３歳ごろに味覚が形成されますので、この辺までは、甘いものやジュースなどの間食は避けるようにしてください。味覚形成のときに、チョコレートなどを覚えると、それだけチョコレートに夢中になってしまいます。しかし、この時期をしっかりと抜けると、将来、チョコレートをたくさん食べる事が少なくなります。虫歯治療をする事を思えば、大事なことです。
お子さんを大事と思うのであれば、少しだけでいいです。手をかけてあげてください。横浜星川あなん歯科医院ではいつでも、ご協力をさせて頂きます。
