· 

超高齢社会をむかえて

今日本は、超高齢社会を迎えています。それは人の寿命が60歳前後だったころから比べ20年から30年延びたことによります。

 

これは何を意味するかというと、医療の世界では、病気が多くなるというという事と、認知症などが増えることです。

 

これに対し、私たち歯科医師ができることは、歯の治療を通じて、将来の認知症やアルツハイマーを予防することだと考えています。

 

認知症に対して歯科医師として出来ることは、(全てではありませんが)生理的な顎の位置に合わせて歯を並べ、正常な咀嚼ができる状態を保つことです。噛み合わせと治し、正常な歯列を維持することで、不定愁訴が少なくなり、よりよい生活を送れるようになります。また、どんどん増えてきている成人病なども含めて、患者さんと医師の協力の下に治していく事がとても大切になってきます。

 

 

今横浜あなん歯科医院には、かなり噛み合わせと歯の状態が悪くなった60歳前後の患者さんが多く来院されています。その人たちの人生は平均寿命で考えるとまだ、30年前後生活をしていくことになります。

 

人生は80歳の時代に突入しています。娯楽や旅行などに費やすだけでなく今度は、自分の身体に投資する時代の始まりではないかと思います。そのためには”自分自身”で成人病を防ぐという価値観を持たないといけないと思います。

 

 

医療費は、今膨れ上がっています。この事実は、よいことではありません。負担は我々に跳ね返ってきます。すぐに直ることはないでしょう。ですが、みなで努力していかないといけないと思います。

 

一人ひとりの小さな努力ですが、前に向かう努力をしましょう。

そして、次の世代に負担を少なくしていかないと思います。

 

 

単に虫歯(齲蝕)治療だけでなく、矯正治療や、包括的な治療が必要になってきていて、さらにこれから学んでいく睡眠などを通して、横浜あなん歯科医院の患者さんに包括的な医療をしたいと思っています。