歯科金属のアレルギーは、分類的に言うと、Ⅳ型アレルギーといいます。またの名を遅延型アレルギーや細胞免疫型アレルギーとも言います。
反応が出現するまでの時間が長いのが特徴です。
この反応は、T細胞、マクロファージ細胞が関与して起こります。通常、抗原に感作されたT細胞の産生するサイトカイン(リンホカイン)によって引き起こされる一連の反応で、ツベルクリン反応、接触性皮膚炎などがあり、金属アレルギーはこの中に入ります。
金属アレルギーは、歯に使われている金属や身にまとう金属などにより、イオンが出て、それが身体に蓄積し、アレルギーの反応を起こします。
詳しいことは皮膚科のパッチテスト(これは、被験者の背中に検査用バンソコウにつけた被険物質を通常、2日間張り、除去後、皮膚に現れた反応を、2日目、3日目、7日目の3回判定する方法)などで判りますが、それでも確実ではありません。今のところ原因は不明で、対症療法が行われています。
【アレルギー反応を引き起こす金属】
クロム、コバルト、ニッケル、水銀、銅、パラジウム、亜鉛、アドミウム、スズなど
■食物の中の金属
ニッケル、亜鉛、銅など
■化粧品の中の金属
ニッケル、コバルト、クロム、酸化鉄、酸化チタンなど
金属アレルギーのある患者さんの矯正治療ですが、ワイヤーとブラケットを使用した治療と比べると、少し時間がかかるかも知れませんが、できます。
インビザラインなど透明なマウスピーを使う方法です。これは、模型から歯に合うマウスピースをコンピューターで作ります。
そして、治るまでの過程を細かくコンピュータでシュミレーションをしたマウスピースを入れていきます。そうすれば、矯正治療は可能です。透明なプラスチックなので見栄えもよく、治すことは可能です。
ですが、ご本人がしっかりとマウスピースを使っていただけないと、治療効果は薄いです。歯を動かすのですから、このマウスピースは、きつめに作られています。このマウスピースを、特殊な道具を使ってしっかり入れることが大事になってきます。中途半端だと、歯は動きません。あるいは変な方向に動いてしまうことが多々あるのです。そして、1日、22時間程度入れないといけないのです。
この辺が難しいところなのですが、ご本人がしっかりと使っていただけるかにかかっています。また、この方法と併用して、スピード矯正を併用することがあります。スピード矯正というのは、顎の骨に人為的に切開をいれて、歯を動きやすくする方法です。この方法を併用すると、かなり早く歯は動きます。
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