抜歯・非抜歯について

抜歯

あなん歯科医院における抜歯・非抜歯の基準

基本的に患者さんの意向を大切にします

あなん歯科医院では、患者さんの意向を大事にします。

 

抜く・抜かないかを決めるのは、基本的に患者さんになります。

 

その上で学術的に検査を行い、分析をし、抜歯の矯正治療、非抜歯での矯正治療それぞれのメリット、デメリットを患者さんごとにご説明し、治療計画を決めていきます。

 

私はいつも、患者さんとお話をして、いろいろなことを決めます。抜歯・非抜歯についても同じです。さらに、その患者さんのおかれている状態などを参考に提案させていただくこともあります。

 

たとえば、芸能人やマスコミ関係の方であれば、歯を抜くことも考えますし。そこまでの要望がない方であれば、日本人的な口元を作ります。

 

見た目を重視するのか、噛みあわせを重視するのか、両方なのかなどを考慮して、患者さんとお話をしたうえで、最終的に決めていきます。

 

私ができることと、できないことも含めて患者さんに提案します。

今、矯正の世界は、さまざま治療方法ができています。それも、EBMのしっかりしたものが。そういった方法を駆使して、当院の患者さんへの治療を行っています。

様子を見るという選択肢

 

ある程度歯を並べてから抜歯、非抜歯を決定するということも選択肢としてあります。

 

 

 

叢生(デコボコ、乱ぐい歯、八重歯)など重度の不正咬合でない場合、矯正治療初期の段階で結構早く並んでいきます。

 

610ヶ月程度、通常の矯正治療を行い、おおよその貌の状態、口元の状態がなどを確認してもらってから抜歯、非抜歯を決めるという順番です。

 

 

あなん歯科医院で使用しているデイモンシステム(デーモンシステム)は、基本的に歯列弓といって歯の並ぶアーチフォームを広げ、患者さんに合った形を形成していきます。(もちろん、患者さんの協力が必要ですが)通常のものより広くアーチを作ることが出来るため、非抜歯での治療に適していますが、噛み合わせ他の要素もありますので、多少の歯の削合やもりたしなどは必要になることもあります。

非抜歯のメリット、デメリット

 

抜くことの

 

メリット・・・・・外人のような容貌になること。

 

デメリット・・・・今、日本では、歯がなくて、高齢者になるとアルツハイマーが始まる方が多い。その予防のひとつに噛む事が大事だということ。また、抜く矯正治療はいつでもできる。なくなったら歯の替わりがない。

 

 

 

抜かないことの

 

メリット・・・アルツハイマーの予防、楽しい食事、仲間と一緒に過ごす時間が楽しくなる。若々しい人生を送れる。

デメリット・・・・容貌が日本人になること。多少歯のバランスが狂うので、それは最小限の歯を削ることで代償される。

世界基準の治療とは

 

あなん歯科医院の矯正治療では、世界基準の治療を、日本人の顔貌に合わせて矯正治療を行っていますので、通常行われている矯正治療とは異なります。

 

 

 

まず噛みあわせを治療し、その上下の顎の噛み合わせの正しい位置を基準にして矯正治療を行います。

 

顎位とも呼びますが、この顎位を正しく治療するのが世界基準なのです。

 

私は日本の患者さんにも、そういった世界基準であり、エビデンス(医学的根拠のあること)に基づいた噛み合わせ矯正治療を提供したいのです。

 

 

 

去年、ドイツに行き、噛み合わせ治療・矯正の権威の一人であるDr.シュープ先生の下で、勉強させて頂いてきましたが、やはり同じように「TMJ First(顎関節を最優先に治療すること)」とおっしゃっていました。

 

その上で、矯正治療を行い、必要があればかぶせ物の治療を行うのです。

これにはいろいろな歴史がありますので、それらに関しては、別のところで記述したいと思います。

非抜歯の矯正治療方法

 

これまで見た目を気にして抜歯での治療を希望された方を除き、抜歯治療をしたことは1人もいません。

 

ではどうやって非抜歯での治療を実現しているのかをお伝えします。

 

 

 

デイモンシステム(デーモンシステム)・歯列の側方拡大

 

これは上にも書いた通り、歯の並びを広げることで歯の並ぶスペースを確保していきます。

 

デイモンシステムとは

 

 

 

大臼歯の遠心移動

 

一番奥の歯を奥に送ることで前歯、犬歯、小臼歯の並ぶスペースを確保します。

 

 (矯正治療用のインプラントを使ったり、特殊な装置を使います)

 

ディスキング(削る)

 

歯の側面を少しだけ削ってスペースを確保する方法

 

 

 

ただし、やはり最も大切なことは顎位です。

 

上下の噛み合わせを整えることが全ての基準になります。

 

それをせずに抜歯、非抜歯の判断をしてしまうと必ず別の部分に不都合が出てしまい、後戻りなどの問題になってしまいます。

 

抜歯、非抜歯を単なる治療方針や、テクニックの問題として捉えるのではなく、より長く永続的に健康になっていくということを視野に入れて、日々治療を進めております。