歯は外に出ている部分と歯茎の中に埋まっている部分(歯根=しこん)があります。
この歯根には歯根膜と呼ばれる組織があり、一定の弱い力を加えることで骨の吸収と再生が起こります。
この骨の吸収と再生により、歯が動いているように見えているのです。
これは骨のリモデリングとも呼ばれ、身体の恒常性(ホメオスタシス)を保っている免疫システムです。
頬杖を突いたり、場合によっては舌癖などの口腔内のちょっとした癖でも歯は動き、不正咬合にもなります。
骨の吸収と再生をうまく利用するため、歯列矯正では基本的にブラケットと呼ばれる矯正装置を歯に接着し、そのブラケットに歯の並びの形をしたワイヤーを通します。
このブラケットとワイヤーを固定し、ワイヤーの形状記憶という性質を利用し、本来あるべき位置に歯を引っ張っていく力を得ます。
一昔前まではこのブラケットとワイヤーをとても細い金属の針金や、小さい輪ゴムで硬く固定して矯正治療を行っていました。
しかし近年になり、歯頚部に過度の力を加えない方が、歯周組織への悪影響がないことがわかっただけでなく、歯の動きもスムーズで痛みも軽減されることがわかってきました。
そこで生まれたのがセルフライゲーションと呼ばれる矯正治療方です。これはブラケット内にシャッター構造を持ち、必要以上に歯周組織にダメージを与えない方法です。
これにより、とても弱い力での矯正治療が実現し、横浜あなん歯科医院でもこの方法を採用しています。
歯並びだけでなく、噛み合せも正常にすることが大切ですが、歯並びが綺麗になると様々な健康につながります。
肩こりや頭痛は筋肉のバランスが整い、改善される患者さんもあとを絶ちません。
また齲蝕(虫歯)や歯周病の要望にもつながることがわかってきています。
8020運動の達成者の中に、重度の不正咬合(上顎前突や下顎前突など)の患者さんがいなかったことが最近の研究でわかってきました。
正確が明るくなったという報告は多々いらっしゃいます。
小児矯正でもこの体感は多く、笑顔に自信を持てるようになり、外に活発に出られるようになったという喜びの声があります。
口元を隠す日本の文化もありますが、笑顔に魅力が生まれ、毎日が楽しくなるという患者さんが多いのも矯正治療の魅力の一つです。
人によって感じ方は違いますが、しっかりと咀嚼(噛む)して食事が出来るようになったという感動もあるようです。
特に上顎前突(出っ歯)、下顎前突(反対咬合、受け口、しゃくれ)などの重度の不正咬合、開口(オープンバイト)などの症状だと「噛める」という喜びが大きいと思います。
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歯並びを綺麗にするだけでなく、永く安定した噛み合わせを手にし、永く健康でいられるよう、日々診療にあたっています。
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